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漆職人とは、木造のお椀や箸、お盆などに漆を塗って作り上げる職人です。
漆は日本では縄文時代から利用されてきたものであり、英和辞典によれば日本国を意味する「JAPAN」には、同時に「漆・漆器」という意味も持っているほど日本文化を象徴するものとなっています。
漆器が出来る過程には、木地、塗り、蒔絵、沈金作業がありそれぞれを分担して行っています。木地は木を切ってお椀や箸の形に加工します。木地に漆を重ね塗りしたあとは、筆で飾り絵を描いていき、最後に金粉などを散りばめて出来上がりです。漆を塗る作業を「きゅう漆」と呼び、塗師という職人が行います。塗るたびに乾かしていく作業なので、ひとつの漆器が出来上がるには長い工程がかかります。
漆職人になるには、漆器職人に弟子入りして漆器づくりの技術を獲得するほか、輪島塗りの場合には技術研修所があり、一般からも募集も行っているようです。輪島塗りの場合は、4年間の修行年数を経て1人前の漆職人に認められます。漆職人の収入は、一般的な会社員と同じぐらいです。人間国宝とよばれるレベルに達すると、年収何千万円という収入も夢ではありません。漆塗りには、手先が器用であるということが必須であり、漆アレルギーの体質でないことも肝心です。
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